子供の発達障害について、近況報告
放課後デイサービスの利用を考えていて、診断書が必要となったので出してもらったのですが…その時に『自閉スペクトラム症(ASD)』という診断名だと分かりました。(通院はしていますが診断名は別に知らなくて良いと言ってたし、そうだろうとは思ってたので聞いてませんでした。)
診断書を持って市役所に行きましたが、先にケアマネージャーを付けて計画を立ててから市役所に報告するようになってるそうなので、時間ができた時に施設の方に連絡しようと思ってます。
また、手帳も作ろうと考えてますが…手帳は市役所指定の診断書を書いてもらわないといけないようなので、病院の方に連絡し、児童精神科の先生からの折り返しの電話待ちです。
最近は学校でも落ち着いてたそうですが…台風の不安がかなりあったようで、気持ちが不安定になったり、食欲が落ちたり、吐いたりしてました。
数日で体重が2キロ程落ちてしまったし、学校でも荒れたりしたようです。
台風が過ぎ去った今日の昼頃から食欲が戻り、やっと気持ちも落ち着いたようです。
今は、週に1回1時間だけ、情緒クラスに行くようになりました。
不安になったり、気分が優れない時に暴力的になるのではなく、言葉で伝えられるようになる練習をしています。
情緒クラスの先生と交換日記もしているようで(見ないで!と言われてるので見れてませんが…)それも楽しみになってるようで、学校では頑張れてるのかな?と思います。
家の方でも、ほんの少ーーしですが…機嫌が悪くてすぐに手が出るという攻撃性が減ったように思います。
自閉スペクトラム症とは
自閉スペクトラム症(Autisum Spectrum Disorder:ASD)とは、対人関係が苦手だったり強いこだわりといった特徴を持つ発達障害の1つで、子供の約20~50人に1人がこの特性を持つと言われています。
原因は不明ですが、生まれつきの脳機能の異常によるものと考えられており、親の育て方やしつけが原因でないことは研究からわかっています。
自閉スペクトラム症の人は周りに特性を理解してもらえることが少なく、仲間外れやいじめに遭ったり、失敗を繰り返すなどのストレスから、身体症状(腹痛や食欲不振、頭痛など)や、精神症状(不安感や緊張、興奮など)、暴言や暴力、引きこもりや自傷行為などの『二次障害』を引き起こしやすくなります。
自閉スペクトラム症は病気というより特性と考えるため、治療法は基本的に『療育(特性に合わせた教育方法)』となります。
しかし、自傷行為や暴力、パニックなどがある場合は薬を使用することもあります。